【Raspberry Pi Pico入門 – Python】Pico以外のマイコンでCircuitpython

Python,Raspberry Pi Pico入門Circuitpython

概要

CircuitpythonはRaspberry Pi Pico以外でのマイコンでも導入することが出来ます。マイコンの差を感じにくいシステムではあるのですが、それでも若干の差はあるので戸惑うことはあるかと思います。
ここではその差の部分について、活動記録がてらメモ書きを残していきます。
記載のない部分はRaspberry Pi Pico(RP2040)と同じなので、そちらの記事を確認してください。

Seeed Studio XIAO SAMD21 (旧名:Seeeduino XIAO)

Circuitpythonの導入

UF2ファイルのダウンロードはRaspberry Pi Picoと同じです。
XIAO SAMD21にはBOOTSELボタンが無く、書き込みモードで起動する方法が異なっています。

まず普通にUSBケーブルでPCに接続して通電します。
USBの横に「RST」と書かれたパッドがあり、通電したまま↓このようにジャンパ線等でツンツンと2回短絡させてやると書き込みモードに切り替わり、USBメモリのように認識します。

Seeed Studio Wikiより引用

あとはRaspberry Pi Picoと同じく、ダウンロードしておいたUF2ファイルを書き込みます。

内蔵LED

動作確認で内蔵LEDのLチカをする際、LEDピンの定義名が異なっているので注意が必要です。
以下のコードでLチカが出来ます。

import time
import board
from digitalio import DigitalInOut, Direction

led = DigitalInOut(board.LED_INVERTED)
led.direction = Direction.OUTPUT

while True:
    led.value = True
    time.sleep(1)
    led.value = False
    time.sleep(1)