【Raspberry Pi Pico入門 – 1】Arduino IDE 2でRaspberry Pi Picoを使う

2024年7月28日Raspberry Pi Pico入門,基本編Arduino,Raspberry Pi Pico

概要

初回はArduino IDEをインストールし、Raspberry Pi Picoを使える状態にするところまで解説します。

実行環境

IDE:Arduino IDE 2.1.1
MCU:Raspberry Pi Pico(Raspberry Pi Pico H、Raspberry Pi Pico Wも同様の方法で対応可)

今回のテーマ

  • Raspberry Pi PicoをArduino IDEで開発する環境を整える

Arduino IDEのインストール

丁寧に解説されている参考サイトを見つけましたのでリンクを貼っておきます。
参考サイトの4まで進めてください。

Arduino IDEでRaspberry Pi Picoを使えるようにする

Arduino IDEではボード情報を追加することで使えるマイコンを増やすことができます。
Raspberry Pi Picoのボード情報は公式のものと個人が製作しているArduino-Picoの2つがありますが、ここではRaspberry Pi Picoをフルに活用できるArduino-Picoのボード情報をインストールします。
インストールは下記リンク先を参考に進めていきます。

ボード情報をダウンロードするためのURLをArduino IDEに追加

Arduino IDEを起動し、右上のファイル→基本設定をクリックして下の画面を開きます。

「追加ボードマネージャのURL」の右にある緑色のボタンをクリックします。下図のような画面が開いたら、
https://github.com/earlephilhower/arduino-pico/releases/download/global/package_rp2040_index.json
を追加してください。

下図のように空欄だったところにURLが表示されたら「OK」をクリックします。

左のメニューの上から2番目をクリックしてボードマネージャを開きます。
検索画面に「Pico」と入力すると「Raspberry Pi Pico/RP2040 by Earle F. Philhower」という項目が出てくるので「インストール」をクリックします。

右下に「プラットフォームのインストールが完了しました」と表示され、下図のように「インストール」が「削除」に変わっていれば設定完了です。