【Raspberry Pi Pico入門 – 2】Lチカしてみる

2023年9月4日Raspberry Pi Pico入門,基本編Arduino,Raspberry Pi Pico

概要

前回Arduino IDEにRaspberry Pi Picoの設定が出来たので、今回は実際に動かしてみます。
まずはプログラミング学習でのHello Worldに当たる、Lチカをやってみます。

実行環境

IDE:Arduino IDE 2.1.1
MCU:Raspberry Pi Pico

今回のテーマ

  • Arduino IDEを使ってみる
  • GPIOを使ってみる

スケッチ例を開く

Arduino IDEを起動し、ファイル→スケッチ例→01.Basic→Blinkをクリックします。

少し待つと別画面でサンプルコードが書かれたものが起動します。

書き込むマイコンを設定する

上の緑のバーのUSBマークのところをクリックし、「他のボードとポートを選択」をクリックします。

ボードの検索欄に「pico」と入力し、「Raspberry Pi Pico」にチェックを入れます。
ポートについては適当なポートにチェックを入れます。(理由は後述)
チェックを入れたら「OK」をクリックします。

Raspberry Pi PicoのBOOTSELボタンを押したままの状態でUSBケーブルでPCに接続します。
このボタンを押した状態でUSBに接続すると、PCに「RPI-RP2」という名前でUSBメモリのように認識されます。
この状態でRaspberry Pi Picoが接続されているとポート設定を何番にしていても「RPI-RP2」にプログラムが書き込まれます。

マイコンにプログラムを書き込む

上の緑色のバーの「書き込み」をクリックします。(右矢印マーク)
ここまでの設定が問題なければ右下に「書き込み完了」と表示され、Raspberry Pi PicoのUSBコネクタの横のLEDが点滅します。