安い電気ハトメを使ってみる
概要
CNCフライスを購入して生基板を切削できるようになったのですが、両面基板を作るとなるとスルーホールが必要になります。
私がCNCフライスで基板を作るのは原理試作等で安く仕上げたい時なので、サンハヤトのスルピンキットは値段が合わない。。。
(メーカーには申し訳ないのですが、これを買うよりもプリント基板を中国に外注したほうが安く綺麗に作れます。修理用ならありかな…?)
スルピンキット(0.8mm用)(BBR-5208)
【スルホール加工が安全・簡単・手早く出来る】Φ0.8mmのスルーホール加工ができるキットです。シアン化合物などのメッキ用薬品を一切使用していないので安全です。信頼性が高く、十分な電気的特性・機械的強度を得られます。この製品は英国Multicore Solders Ltd.とのライセンスにより、特許製品COPPERSETを基にSunhayatoが企画製造したものです。
ということでAmazonで購入できる電気ハトメを評価してみました。
追加情報があれば随時更新します。
ハトメ
uxcell ナットリベット M1.3×2.5mm
uxcell Nut Rivet Gold Tone Copper Plated M1.3×2.5mm Through Hole 500 Pieces
Amazon.co.jp: uxcell Nut Rivet Gold Tone Copper Plated M1.3×2.5mm Through Hole 500 Pieces : DIY, Tools & Garden
フランジ径が2.3mmなので2.54mmピッチではクリアランスが小さくなりすぎて使えないですね。。。
穴位置の許容誤差が±0.1mmになるので、個人製作ではシビアすぎてショートしてしまいそうです。
内径も0.8mmとピンヘッダを差すには太いですが、ターミナルブロックは押し込めばギリギリ入るのでありかも。
また基板厚みが1.2mmの生基板を使っているので、カシメ後の径が2.7mmくらいになるのもネックです。
打ち込み工具
センターポンチ
センターポンチで打ち込めるなら安上がりじゃん!と思って試しましたが、やっぱりダメでした。
まぁこうなるよね、という仕上がりです。電気的には問題ないので見た目を気にしなければ使えなくはないかと。
手押しではここまでカシメられなかったので、仕上げにペンチでグッと押さえてます。
ペンチが届かないところはハンドプレスかプラハンで叩くかしないと思います。
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